琉球古道、久志若按司の位牌

2010.02.04 Thursday | by とみやまよしのり

                 「久志若按司位牌」

琉球古道と言いながらも、道の風景を撮影しているだけではない。どうしても古い道の先には遺跡や史跡や伝説というものが付いてくる。数百年前に亡くなった領主がいまだに敬われている風景に出くわすと、沖縄の人々が大事にしているものがなんなのか考えさせられる。

もちろん本土でもそれなりに郷土の英雄を大事にお祀りしている。しかし、沖縄の場合はまるで昨日の出来事のような状態なのだ。

とっくに記憶が薄れて、位牌を安置しているのも形だけかと思えるが、実際は今でも大事にされ、いつもきれいに管理されている。地域にとってとても大切な領主だったのだろう。

写真のここだけではなくて、このようなところがたくさんある。オジイ、オバァが大切にされるのも分かるなぁ。


琉球古道、亜熱帯のパワースポット

2010.02.02 Tuesday | by とみやまよしのり
       
              「馬天御嶽のガジュマル」

5月からはじまる写真展の打ち合わせをしていたら、スタッフの方たちからパワースポットは若い女性に人気があるとの話が聞こえてきた。

なんでも明治神宮の井戸の一つが強力なパワースポットとして存在しているらしく、写真を撮るために行列までして撮影順番を待っているそうだ。

僕が撮影して歩いた琉球古道には亜熱帯のパワースポットが数百か所はあるだろう。沖縄のパワースポットとして知られている場所は「斎場御嶽」がまず第一番だ。しかし、それ以外のスポットはあまり知られていない。

ということで、僕が歩いた中から女性が一人でも行けるパワースポットを紹介しよう。カメラを構えていて、なにかしら不思議な力を感じた場所を選んでみた。僕にはいわゆる霊感など無いが、それでも感じたのだからこの場所には凄い力があるのかもしれない。

本島南部からは南城市の浜川御嶽、ヤハラヅカサ、垣花城趾、玉城グスク、馬天御嶽、久高島などがある。中部はジャネー堂、浜比嘉島、護佐丸祖の墓、中城城など。北部には安和クバの御嶽、今帰仁グスク、ヨリアゲハの森、惣慶のシドゥチ森遺跡、名護グシク、備瀬御嶽などが挙げられる。

他にもあるけれど、ハブがいて危険な場所だったりする。いずれ撮影が終わったらまとめて報告したいね。

琉球古道、浦添グスクへ

2010.01.25 Monday | by とみやまよしのり
                  「浦添ようどれ」

琉球古道と名付けて古琉球時代の史跡を巡り歩いているうちに、沖縄観光に絶好の道というのが幾つもある事が分った。

その中の一つに首里城から浦添グスクへ向かう古道がある。国頭・中頭方西街道の起点となった久慶門から龍淵橋、桃原通り、大平橋、大名、経塚、安波茶橋を歩くルートだ。

この道は薩摩藩が首里城を攻める時に通ったルートでもある。歩いてみると沖縄の歴史を感じさせる建物や風景がたくさん残っていて、「へぇーっ」と感心したり、なるほどと思う事が多々ある道なのだ。沖縄を知る道といえる。

昨年浦添市が無料で歴史解説しながらこの道を歩くイベントを行ない、100人を超える人が参加して、主催者もびっくりしたそうだが、ぼくもこの道は一度歩く事をお薦めする。

他にも面白いコースが幾つもある。例えば、今帰仁村の運天港から今帰仁グスクへのコース、恩納村の山田グスクから石川の安慶名グスクへのコースなども面白い。

しかしながら沖縄県は、これらの道を観光資源としてきちんと整備している訳ではないので、標識や目印が無いところもたくさんある。もちろん中には整備されている歴史的な道もあるが、普段の暮らしの中にある生活道路が大半なので、いまの沖縄の風景の中に古琉球時代が混在している様子が面白い。

あまり行政は手を加えない方が良いのかも知れないね。

沖縄へ行った際にはぜひ歩いてみて下さい。首里城から浦添グスクへは2時間あれば充分歩けます。

琉球古道、

2010.01.24 Sunday | by とみやまよしのり
          
                        「遺跡の前の壁に積まれた廃タイヤ」

那覇での琉球古道写真展の準備も着々とすすみ、写真展フライヤーを那覇市内の主だった店舗においてもらったり、写真展の案内を友人、知人に郵送の手配も終わった。

特に案内状の郵送時期には気を使う。

写真展のオープンより早すぎても遅すぎても行けない。だいたい初日の2週間前に相手に届くのが良いとされている。僕のこれまでの写真展でもだいたいそれ位の方が結果は良かったように記憶している。

でも地方での写真展は、地域によって案内状を受け取るタイミングが多少違うようだ。早めに出した方が良いところと、遅い方が良いところがある。東京は早くても問題は無い。

さて沖縄はどうだろう。

僕の感では10日位前が良さそうだ。2月13日が初日なので、2月1日に東京の郵便局から案内状を出すことにしている。理由はウチナンチュの習慣だ。

以外にもウチナンチュたちはレストランを予約して出かけたりしないのだ。もし行ってみたい店があり、出かけて行って入れなかったらがっかりするので普通予約するけれど、彼らは入れなかったら「また来るさぁ」と気にかけない。

おそらく思い立ったらパッと行動する気質なのだ。

なので僕は早く案内状を出しても忘れられてしまうだろうと予測した。

さて、その結果はどうだろうか。2月中には結果が分かるので楽しみにしていて下さい。



琉球古道、御嶽の森

2010.01.16 Saturday | by とみやまよしのり
       
              「馬天御嶽のガジュマル」

那覇で来月13日から行う写真展の作品選びをしている。

テーマが沖縄の歴史文化と深く関わっている「琉球古道」ということから、歴史的な史跡や遺跡の作品がどうしても多くなる。しかし、そのようなところを歩いていても沖縄の場合は、亜熱帯の植物のおりなす風景が面白くて、ついついたくさんシャツターを押してしまう。

特に御嶽の周囲には、神様が天上から降り易いように、ガジュマルやアカギなどの植物が植えられている事が多いため、大きな木が御嶽を囲むように立っている。

その様子がまた神秘的な雰囲気で、沖縄の人たちの信仰心を物語る風景にも見えてくる。

本島の南部、八重瀬町には樹齢200年を越えるガジュマルもあるが、ぼくは一般的な御嶽にあるガジュマルの姿に興味がある。複雑にに絡み合った枝と、亜熱帯の植物が混在している風景は東京では見る事がないためカメラを持って佇んでいると、南の島の霊力を強く感じる事がしばしばだった。

そのような力を写真で表現しているつもりなんだけれど、見た人がなにか感じてくれれば嬉しい。


夜の京王線

2010.01.13 Wednesday | by とみやまよしのり

                 「三者三様の携帯電話」

新春から縁起が良いのかどうか分からないが、今年は大当たりで始まった。

といっても当たったのは車同士でした。幸い軽い衝突事故で済んだので、双方に全くダメージはなかった。やれやれと思っていたら、府中市フットサル大会では、なんと2戦2勝で予選リーグをトップ通過してしまった。

那覇での写真展も決まったし、丸の内での写真展も決まった。今年は当たり年なのかもしれない。それにしてもフットサル大会でのトップ通過は快挙だ。

壮年Bは40代のカテゴリーなのに、少林サッカーの中心選手は50代。ワンランク上のカテゴリーでのトップ通過だから誉められて良いと思う。

決勝トーナメントは一回戦で敗退したが、我がチームのおじさんたちは疲れていたので勝つのは難しかった。仕方がない敗戦で納得している。元気だったら勝てる相手だったと思う。

だからその日の打ち上げは盛り上がった。
そして帰りの京王線の中では向かい側の座席の乗客が面白いので写真を撮ってみた。

気分が高揚していると写真が撮れる。

眠そうな乗客や、自分の殻に閉じこもった若い女性たちは、同じように携帯を取り出してそれぞれ画面を見つめている。そこにどんな情報があるのか分からないが、真剣な姿が笑える。たぶん本人たちは気が付いていないと思うけれど、誰かのコントのような仕草だった。

               「隣の乗客も変わって行く」

駅に停まる度に乗客は変わって行くのだが、一心不乱に携帯に向かっている人もいる。全く他の人に注意を向けない。何が彼女をそうさせるのか分からないが、携帯の中の情報はそれほど大事なのだろう。人はそれぞれだね。

     
                 「座らない男たち」 

出口付近には若い男たちが集まっている。ジーンズにジョギングシューズが共通点。そういう僕も同じ格好だった。電車が揺れても上手くバランスをとれるのが羨ましい。

同じような姿していても、こっちはくたびれている。新宿駅まで座ったままだ。席が空いているのに立っている若者たちにちょっとだけ嫉妬してしまった。

琉球古道写真展

2010.01.11 Monday | by とみやまよしのり
  
                「写真展フライヤー」

那覇での写真展が決まった。

2月13日から21日まで那覇・牧志公設市場近くにあるGARB DOMINGO(ガープ・ドミンゴ)
2階のギャラリースペースで琉球古道の展示を行なう。

今回は初めてデジタルプリントでの写真展だ。

新バフン紙という特殊なペーパーにトナーでプリントした。見た感じは昔のグラビュール印刷のような雰囲気になり、今回の写真テーマである古琉球からの時間を感じさせるものとなった。

写真展を見に来ていただければその雰囲気が分かってもらえると思う。

これを見た沖縄の人たちはぜひ見に来て下さい。13日(土)と14日(日)はギャラリーにいるので、希望があればフロアレクチュア致します。

今回は沖縄での写真展だが、4月から5月にかけては東京丸の内での写真展が決まった。
こちらは一ヶ月間の展示になる予定なので、東京の知人たちにも詳細が決まったらお知らせして遊びに来てもらいたいと思っている。

  

靖国神社の自販機

2010.01.09 Saturday | by とみやまよしのり


靖国神社が散歩コースのひとつなので、その日の気分では時間を選んで出かけて行く。

今日はフリーマーケットをやっていた。

先週は屋台が並んでいたけれど、フリーマーケットの店開きの様子は骨董市とおなじで地べたにシートを敷いて商品を並べている。

素人販売だろうとタカをくくっていたら、中東アジア系の顔をした店が幾つもあった。迷彩服などを売っていた。これはフリーマーケットを利用したビジネスなんだ、とここで理解した。僕の買えるようなものは何も無かったが、客はたくさんきていて、しっかり品定めをして購入していた。常連客がたくさんいるようだ。

けっこう女子高生や学生もいるので、お小遣いで好きなファッションを安く手に入れるチャンスの場所でもあるのだろう。

しかし、並んでいる古着の山を見ていたら、なんだか気持ち悪くなってきた。

日本の小さな家の中で行き場を失った古着からは、虫除けの薬品の匂いと饐えた匂いが漂ってくるような気がしたからだ。日本人は一体どれだけ消費すれば幸福と考えているのだろうか。近頃ものが売れなくなったと騒いでいるが、けっして不景気だけのせいではないのかも知れない。

靖国神社の境内を歩いているとそんな気がするのであった。

賀正

2010.01.04 Monday | by とみやまよしのり

              「今年の年賀状です」

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくです。

今年は2月13日から那覇で写真展をやります。
東京でもやります。

テーマは「琉球古道」。

古琉球時代の道を探しながら撮影して歩いた写真をデジタルプリントしました。
銀塩写真では出来なかった表現のプリントが出来たので、ぜひ皆に見てもらいたい、ということで写真展を致します。

詳細が決まったらブログでお知らせ致します。ぜひ会場まで足を運んで下さい。

よろしくお願い致します。



ご利益を期待しよう

2010.01.02 Saturday | by とみやまよしのり

                  「牛久の大仏さま」

目出たく2010年の正月を迎えられた。またお餅が食べられる。感謝である。

さて元日のサッカーを見て、常陸総社宮へ初詣に出かけたら、いつもの年よりも参拝客は半分位だった。お賽銭を投げ、2拝2拍手1拝で今年こそ良い事がありますようにと願をかけた。だが人出も少なく寂しい境内では、屋台も元気がなく盛り上がってない。

テキ屋の兄ちゃんも元気が無い。

                 「いつもより少ない参拝客」

これも不景気の影響なんだろうね。

並んでいる参拝客も寒さが身にしみるのか口数も少ない。天気の良いことが唯一の救い・・かもね。

                   「金ぴか神輿」

そんな境内で一か所だけキラキラ輝いている場所があった。それが大祭のときに担がれる神輿の置いてあるところだ。金ぴかの神輿を見て少しは元気出さないと、運も逃げて行くかも知れない。

じっと見つめるオジサンたちが妙に印象的だった。


そういうことで、初詣はそこそこにして、帰省客の渋滞に巻き込まれないうちに東京に帰ることにした。とはいえ、せっかくの参拝だったのにあまりご利益は期待出来そうも無い雰囲気では、茨城まで来た甲斐が無い。

帰る途中に阿見町にできたアウトレットモールに寄って行く事にした。新しく出来たばかりなので、たくさん客が来ているだろうと予想していたのだが、5時という時間帯のせいか予想よりも楽にショッピングが出来た。

人はいるが、キャッシャーに並んでいる人は少ない。財布は固いのだね。

駐車場から牛久の大仏さまが見えたので、こちらにも今年の願をかけて拝んでみた。

夕陽に向かって手を合わせている大仏さんの方がたくさんご利益ありそうな気がした。
今年はなんか良い事あるかも知れないね。

       
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